紫外線は髪の毛にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
髪の毛はたんぱく質でできていますが、紫外線を浴びることにより、たんぱく質内部のアミノ酸の結合が分解してしまい、キューティクルがはがれてしまいます。
その結果、乾燥してしまい、枝毛、切れ毛、色があせるという現象がおきてしまいます。
そして、髪の毛だけでなく頭皮もダメージをうけます。赤くなったりひりひりするだけでなく、髪の毛をつくる毛母細胞の
働きが悪くなり、抜け毛、薄毛の原因になります。
そして毛根にある髪の毛を黒くする細胞も破壊され、白髪になります。
このダメージをなくすために選ばれたのが、くろめです。
くろめとは九州の大分県佐賀関で1月から3月にかけて収穫される昆布です。
このくろめにはフコイダンやアルギン酸、フコキサンチン、海藻ポリフェノール、カルシウム、鉄分など
豊富な天然成分がはいっています。
なかでも紫外線対策にいいといわれているのが、フコイダンやアルギン酸で、くろめヘアカラーには
さらにフロロタンニンと呼ばれる成分がはいっていて、この3つの効果で保湿、頭皮のトラブル改善、
活性酸素や紫外線から保護するといった作用があります。また染めた際に色落ちしにくく、熱に
強いといった特徴もあります。
もちろん、くろめだけで紫外線対策が万全というわけではありません。
帽子や日傘などもUVカット効果があるものを選び、10時から14時くらいまでは
日差しが強いため気をつけましょう。