父は退院後すっかり極短の坊主頭が気に入ったようで、薄い天辺も目立たないだろ~と自慢してくる。でもずいぶんと真っ白になってしまったため、白髪染めをしてあげることにした。

以前はすぐに怒鳴って、ただただ怖いだけの父だったが、いつの間にか小さくなってしまった・・。

と、いい感じで感傷に浸ったのもつかの間・・極短の坊主頭はまるで黒い小さなヘルメットを被ったかのようになり、横で見ていた子供と共に笑ってしまった。

子供が「おじいちゃんの眉毛だけ白いのが変だよ」と言うので、眉毛も染めてあげようかと白髪染めを塗ったら
極太の剛毛眉毛のようになり、子供はもう転がって大爆笑。自分では何も見えずただ爆笑されるだけで面白くなさそうな父に鏡を見せてあげた。何を笑われていたのか一瞬で理解した父は、自分の眉毛をぴくぴくさせては孫と爆笑。

あまり笑って会話をすることがない父だけど、どうやらこの白髪染め遊びが気に入ったようで少し目立ち始めると「孫と染めに来い」と電話をしてくるようになった。

実は、おじいちゃんが使っている白髪染めは「うるプラ美人」なんです(笑)